ランニングシューズには、
足を入れるための中心と方向があります。
その方向に足を合わせることで、
シューズ本来の動きが働き、まっすぐ走りやすくなります。

ストレートラスト(例:スリッパ)
スリッパの底は、
つま先から踵まで、一直線につくられています。

これは、
「ストレート・ラスト」と呼ばれる形です。
足をそのまま前へ入れることで、
足の向きとスリッパの中心が自然に合います。
ランニングシューズは“カーブラスト”
一方、ランニングシューズの靴底は、
中心線が内側へ弓なりにカーブしています。

“これはダメ”という入れ方
ランニングシューズを履くときは、
靴底の見た目の中央ではなく、
内側へカーブする中心線に足の向きを合わせます。

靴の真ん中が“ここ”だと思ってしまうと、
足は外へ倒れ、変な走り方になります。
正しい足の入れ方(少し内側へ)
カーブラストの中心に合わせて、
足を まっすぐではなく、少し内側へ 入れる。
ただこれだけで──
踵の位置が決まり、前滑りが減り、走りが整います。

実際の例(着地の比較)
着地(走っていて、頭の高さが一番沈んだ時)のタイミングを比較しました。
1素足で走ったとき

2自分の履き方で靴を履いたとき

3正しく靴を履いたとき

まとめ
足を入れる方向で、走りが変わる
スリッパは、つま先から踵まで中心線がまっすぐな
「ストレート・ラスト」です。
足を前へ向けて入れることで、
足の向きとスリッパの中心が自然に合います。
一方、ランニングシューズには、
中心線が内側へ弓なりにカーブした
「カーブ・ラスト」が使われています。
そのため、ランニングシューズは、
シューズが持つ中心線に足の向きを合わせて履きます。
足をまっすぐ前へ入れると、
足とシューズの進行方向にずれが生まれ、
足首や膝、足裏、つま先へ影響が連鎖します。
ほんのわずかな角度の違いが、
立ち方や走り方を変えます。
## 正しい方向へ足を入れるために、シューズの形を整えます
新しいシューズは、足を入れる前に、
アッパーやヒールカップ、靴底の曲がる位置を整えます。
最初にシューズ本来の形と進行方向を確認することで、
足を正しい位置へ入れやすくなります。
これは基本です。
【ランニングシューズの履き方】
01│足を入れる方向
02│アッパーを整える
03│ヒールカップを整える
04│曲げを作る(一回目)
05│つま先のと踵の位置を決める
紐の締め方
まぼろし工房の足の理論
