【観察条件】
被検者は健康な成人女性(20代)、ペドスケール上で両足を揃えて立位を保持。
つま先立ちは両側同時に最大挙上を行い、3秒間静止した状態を撮影した。

【観察結果】
靴下を着用した場合、両足ともに舟状骨の低下および足部内側縦アーチの膨張が確認された。

変化が顕著だった左足の画像を提示する
特に変化の大きかった左足を比較した結果、
踵骨外側から小趾基部外側を結んだ直線上において、
小趾の外転(開き)が靴下によって制限されていることが観察できた。

その結果、
MP関節の収縮(締め付け)力が不十分となり、
足部外側縦アーチおよび水平アーチの形成が妨げられていることが明らかである。

【考察】
ソックスによる拘縮により、指先が閉じたことで、骨どうしの結びつきがゆるみ、足全体の安定性が低下したためと思慮する。

👉️普通の靴下でなぜアーチが低下したか
この結果は、靴下の着圧設計がアーチ構造の力学的連動に影響を及ぼす可能性を示唆しており、
足部疾患の予防や靴下設計における新たな検討要素となる。
【関連症例】
▶ 症例│スポーツソックスとラクちんソックスによる舟状骨の位置比較(動画あり)症例103
舟状骨の位置変化を動画で比較。靴下による足部構造への影響を確認できます。
▶ 症例│スポーツソックス着用によるアーチの低下の比較(症例104)
ペドスケールによる観察で、靴下が内側縦アーチをどのように変化させるかを検証しています。
カテゴリ: 足底腱膜炎, アーチの低下, 足底筋膜炎, 実績と改善例
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