腓腹筋の内側と外側に電極をつけ、
つま先立ちをしたときに、
ふくらはぎの筋肉が、どの程度働いているのかを計測します。

つま先立ち時のふくらはぎの筋活動量を測定しました
比較したのは、
一般的な靴下とラクちんソックスです。
同じ人が、同じようにつま先立ちをしても、
靴下の違いによる筋活動量の変化、働き方は変わるのでしょうか。
その違いを調べました。

一般的な靴下より筋活動量が約41.5%低下しました
靴下の違いによる筋使用率の変化
一般的なランニングソックスと比べ、
ラクちんソックスを使うと、
ふくらはぎ内側の筋活動量は41.5%低下し、外側では29.6%低下しました。


ふくらはぎの負担が減った理由
開発の出発点は、靴下を履くと踵が斜めにねじれて上がる現象でした

通常のつま先立ちでは小指が開く
つま先立ちでは、小指が外側へ動き、踵が真上へ上がる動きを支えます

一般的な靴下は、生地の張力によって小指を内側へ引き込みます
この現象を見て、私たちは、
靴下が足の指の動きを変え、足裏の支え方まで変えているのではないか、そう考えました。

👉️一般的な靴下で、なぜ足のアーチが低下したのか
👉️小指が使えないと起きる負の連鎖
五本指ソックスでも、ねじれは解決しなかった
そこで、はじめは五本指ソックスを使えば解決できると思いました。
五本の指がそれぞれ分かれていれば、小指も自由に動けると考えたからです。
しかし、実際に試してみると、五本指ソックスを履いても、踵は横へ流れ、足裏はねじれながら上がりました。

指を一本ずつ自由にすれば、足が安定するわけではなかったのです。
私たちは、五本指ソックスでは指の間に挟まる布によって、地面を押すときに必要な、四本の指が互いにまとまる動きが妨げられているのではないかと考えました。

👉️五本指ソックスでアーチが落ちた理由を解説
ラクちんソックスの独自構造(特許取得)
四本の指をまとめ、小指だけを独立させる構造にたどり着きました
小指は外側へ動く必要がある。
しかし、残りの四本は、ばらばらになるのではなく、ひとつのまとまりとして地面を押す必要がある。

この二つの動きを両立するために生まれたのが、
四本の指をひとつにまとめ、小指だけを独立させた構造です。

足元のねじれが減り、ふくらはぎの余分な補正活動が減ったと考えています
踵が斜めに上がると、ふくらはぎは身体を持ち上げるだけでなく、足首が横へ倒れないように修正する仕事も行います。
ラクちんソックスでは、小指側を含む前足部の支持が変わり、踵を真上へ持ち上げやすくなります。[1]
踵が斜めに上がると、ふくらはぎは身体を持ち上げるだけでなく、足首が横へ倒れないように修正する仕事も行います。

[1]ラクちんソックスは、特定の足型に合わせて固定する靴下ではありません。足の形や動きを一つの型にはめず、小指と足趾が本来動ける環境をつくるため、幅広い足に対応できる構造です。だから、ラクちんソックスは足型を選びにくいのです。
まとめ
踵が斜めに上がると、ふくらはぎは身体を持ち上げるだけでなく、足首が横へ倒れないように修正する仕事も行います。
ラクちんソックスでは、小指側を含む前足部の支持が変わり、踵を真上へ持ち上げやすくなります。
その結果、身体を支えるための余分な踏ん張りが減り、今回の測定では、一般的な靴下と比べて、ふくらはぎの筋活動量が約41.5%低下しました。
これは、ふくらはぎが働かなくなったという意味ではありません。
同じつま先立ちを、より少ない筋活動で行えたという結果です。
