投稿者: 近藤祐司

  • イニシャルコンタクト


    イニシャルコンタクト(接地)

    概説:イニシャルコンタクトとは

    前方にある足が、路面に接地した瞬間のことをいいます。ランニングでも歩行でも同じです。


    ※キロ3分30で走っているときのイニシャルコンタクトです

    体の中心線より足が中に入らないのが理想。

    体の中心線を踏むと足の故障が発生するサインです。


    ●ポイント1

    実際には前に振り出された足が、少し後ろに引き戻しながら接地します。

     時速10km/hの足の動き

     

    フロント接地のイニシャルコンタクト

    ●ポイント2

    直接、足が地面にコンタクトをするようなら、着地の衝撃を逃がすことができずに、直接体に入ってしまいます。膝を痛めたり、スネの疲労骨折をすることが予想できます。

    膝の痛みで来院した人の歩行 

    治療前

    ※膝が伸びきって着地している

    治療後

    ※膝が少し曲がって着地している


    正常なイニシャルコンタクトを後ろから見ると、体の中心はほぼ垂直、骨盤はほぼ水平になります。

    ●ポイント3

    上の写真の方の治療前の歩行は、上半身が右に傾いており、右の方が荷重が多くなり、痛みがそちら側に出やすい事が予測されます。


    ●ポイント4

    足の踵が胸より前に出ていない状態で、前足部で接地すると、怪我や故障の原因となります。

    「走る時は踵を着いてはいけない、浮かせて走るもの」そう思っているビギナー・ランナーさんに多い接地です。

    足の踵が胸より前に出ていない状態で、前足部で接地すると、結果として足が床についてから、かなり後方で着地することになります。その結果、足首の角度に無理が生じます。

     

    ふくらはぎの筋肉やアキレス腱、は引き伸ばされ、壊れ、アキレス腱炎やシンスプリントを誘発します。

     次に、人の体のもつセーフティー機能が働き、アキレス腱のテンションを逃がすために、足底アーチは低下を起こし、足底腱膜炎や、有痛性外頸骨などの痛みを引き起こします。


    1. イニシャルコンタクト
    2. プル
    3. ボトムディスセンター
    4. プッシュ
    5. ディスエンゲージメント
    6. フライ(リカバー)