足底腱膜炎(足底筋膜炎)とは
足底腱膜炎は、
足裏の筋肉痛ではありません。

筋と、腱膜の違い
ウインナーで例えると、
中身が筋肉、それを包む皮が腱膜のような関係です。
足底筋と足底腱膜は、同じ場所にあっても別のものです。

無理な力が、
同じ場所に繰り返し加わることで、
少しずつ傷み、壊れていく。
これが、腱のトラブルです。
👉️足底腱膜炎│ゴルフボールでほぐしても改善しないケース
痛みが片足だけにある場合
痛みが片足だけに出ている場合、
それを「使いすぎ」と説明するのは無理があります。
なぜなら、
片足だけで生活しているわけではないからです。
足底腱膜炎の原因(なぜ痛くなる?)
足底腱膜炎は、
足の裏の腱膜に負担がかかり、損傷すると痛みが出ます。
足の裏を痛める原因は、主に次の2つです。
・シューズの突起が足底腱膜を刺激した
・つま先の向きの歪みが生じ、腱膜に負担がかかった
多くの場合は、
このどちらか、もしくは両方が重なって起きています。
痛みの原因│難しく考えないで
難しく考える必要はありません。
人間は、正面を向いて立ったとき
左右対称の体をしています。
まっすぐ立ったときに、
左右のつま先の向きが違っている──

画像のように足を前に上げ、
片足でまっすぐ立てない──

もしくは、シューズの中の突起物が、足の裏を押し、
その刺激によって
足底の腱膜を痛めてしまうことがあります。

こうして、
足底腱膜に負担をかけたまま歩き続けると、
腱膜は損傷と回復を繰り返し、
だんだん固くなっていきます。
これが、
足底腱膜炎が起きる理由です。
足底腱膜炎が治りにくい理由
足の裏が痛いときは、
安静にして、なるべく負担をかけず回復を待つ時間が必要です。
ですが、
足の裏を痛めた原因が改善されていないまま動き始めると、
また同じ場所に負担がかかり、
同じ痛みを繰り返してしまいます。
これが、
足底腱膜炎が治りにくい理由です。

あなたがやるべきこと
・安静にする
・足の裏のストレッチや、
ボールで足の裏を刺激することは避ける
・片足立ちで正しく立てるか検査する
→ できなければ修正する
・靴が合っているか確認する
→ 合っていなければ交換する
これが、
痛みを早く軽減し、再発を防ぐための道筋です。
まとめ
足底腱膜炎は、
足の裏を揉むことよりも、
つま先の向きと靴の状態を確認することが改善の近道です。
近藤祐司
若葉治療院 本院/まぼろし工房
足と歩行の問題を、動作・靴・靴下の構造から観察。
治療院での臨床と、市民ランナーとの実走検証をもとに発信しています。
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