カテゴリー: 検証・研究

測定データや観察記録など、構造や動きを裏付ける検証ページ群。
深く知りたい人のための裏側の情報。

  • Q_外反母趾は治りますか?

    「外反母趾は治りますか?」 

    そんなご質問をいただきました。


    外反母趾に関しては、

    僕は、よく手術を勧めます。

    手術を勧めるケース


    勧めるのは、こんなときです。

    ・靴が履けない
    ・夜間も痛む
    ・人差し指が脱臼するほど、変形が進行している

    手術しないで治したい


    手術しないで治す場合、 

    外反母趾は
    骨が変形していることもありますから

    まぁ、簡単には元に戻らないでしょう。

    ただ──

    痛みや、歩きにくさまで含めて“外反母趾”と呼ぶなら、
    話は少し変わります。


    見た目を追いかけるか。
    使い方を整えるか。

    どちらを優先するかで、
    結果はずいぶん変わってきます。


    ……少なくとも、

    何も変えなければ、
    そのままでしょうね。


    ポッコリは治りますか?


    画像のように、
    外反母趾のポッコリ部は

    凹みます。

    ただし、 

    それは

    もともと動くものが
    動いた、というだけの話です。

    バニオンの部分は、


    正常な足であれば、
    開いたり閉じたりするものです。



    「閉じる動き」をするには

    小指の動きが不可欠です。




    この「閉じる動き」ができなくなると、


    親指は、
    少しずつ曲がっていきます。
    ……そう考えると、

    いくつか説明がつくことがあります。





    これは、

    僕の意見です。
     





    ハイヒールなどの先が細く圧迫感のある靴の常用、



    扁平足・開張足などのアーチ崩れ、




    加齢や

    運動不足による筋力低下、

    遺伝的要因。



    これらの言葉は、

    外反母趾の“答え”として使われることがあります。



    確かに、

    それ自体は間違いはない。



    むしろ

    どの痛みにも言い当てられる

    万能な“答え”であって



    テストなら

    模範解答といっていいでしょう。




    ただ──



    その言葉で説明が終わった瞬間、

    状況を分析しようとする思考は止まる。





    そして、もう一つ



    人間の行動や選択を、

    “これは仕方がないもの”として処理してしまう。



    それは結果的に、

    「これ以上、悪くしたくない」

    「せめて痛みなく歩きたい」



    そういった

    人間の自由意志を軽く扱うことになる。







    痛みは、単なる現象ではない。



    どの動きで、

    どの構造で、

    どう繰り返されて起きているのか。



    そこに目を向けることで、

    初めて「変えられる余地」が見えてきます。





    ……原因を言い当てることと、

    変えられる場所を見つけることは、

    別の話しです。









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